岩木川で寒中(雪中?)カヌー2016.12.20 / 聞きたい

地域おこし協力隊木立 恭子

12月18日、西目屋村は気温6度。この季節にしては暖かいといえば暖かい。でも冬です。雪いっぱい積もっています。そんな中、西目屋村にカヌーの練習にやって来るという青年がひとり。

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彼の名は鹿野陽太さん29歳。福島県出身で、北海道大学大学院を出て青年海外協力隊として3年間パプアニューギニアへ赴任。帰国後、東通村役場の水産課で働く公務員。学生時代にカヌーと出会い、西目屋村で開催されるカヌーの大会にも出場経験がある。鹿野さん、よく見るとはだしにサンダルです。どうかしてます。

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冬の西目屋でカヌーの練習?なんて人だ、そうだ取材だ!と勢いよく川に向かったけど、思ったより雪が深くて川に近づくので精一杯。でも鹿野さんはというと、ささっと川に入って練習開始。

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一方、私は長靴の中にまで雪がびっしり入るほど雪をかき分け前進しましたが、遭難しそうです。かんじきが必要だなと思いました。なので臨場感のある写真を撮るのは諦めて望遠でパシャり。こんな場所だけれど、お散歩中の犬たちにはまるで関係ないかのように、元気に走り回った足跡がいっぱい。

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さて、どうやって道路まで戻ろうかと迷っているうちに、どんどん川を下って行く鹿野さん。無事に上がって来られるのだろうか。もう見えなくなってしまった。姿を確認するまでは戻れないな、と思っていたら遠くをカヌーを引っ張って歩いてくる人の姿を発見。無事に上陸したようです。この後も何度か川を下るという。

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水温はいかほどか。寒いに違いない。そして、サンダルで雪をかき分け歩いている…。大丈夫なのか…。ありえない設定なので、無事に練習を終えるまで見届けることに。見ているだけも寒いので、一旦退避。お散歩中のご近所の茶ぶち犬“ランちゃん”と久々の再会。相変わらずかわいい。

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かれこれ1時間以上、極寒の川での練習を終えて鹿野さんが戻ってきました。普段はむつ市の大畑川や南部町の馬淵川で練習しているそうですが、今日は福島県から東通に帰る途中、西目屋村に立ち寄ったとのこと。近くの大畑川よりは流れがあっていいけど、さすがに寒いとおっしゃってました。そりゃそうです。冬ですから。そして、気温が5度以上あれば、また来ますと言い残してさっそうと帰っていきました。

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良い子はマネしないでね、という感じですが、大学時代も北海道で一人、真冬にサンダルで練習していたというストイックな精神の持ち主。実は鹿野さんが担いでいるこのカヌーは、リオデジャネイロ五輪でアジア初の銅メダルを獲得したハネタクこと羽根田卓也選手がリオまで持参したサブ艇を譲り受けたもの。今週23日に西目屋村で開催されるカヌートークセッションでも展示させていただくことになりました。お時間のある方は是非ご来場ください!

詳しくはこちらからカヌートークセッションin西目屋村

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地域おこし協力隊木立 恭子

2016年度西目屋村地域おこし協力隊 大自然に囲まれた西目屋村。そこに誕生する津軽白神湖と、美しい景観の岩木川でカヌーやラフティングを盛んにしたい!その思いに駆られて移住して参りました。 西目屋村の魅力をたくさん発信していきます

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